こんにちは。
家族4人、山形暮らしをはじめました。伊藤 秀和(@hidecch999)です。
幼稚園や学校から帰って来た後の、子どもとの過ごし方って、みなさん何をしてますか?
「何しよう」って毎回毎回考えたり、「どこか行かなきゃ」って思ったり、マンネリ化しないよう考えるのも一苦労。
身近にあるものを使って、子どもを夢中にさせるような遊びが出来たら良いですよね!!
今回のミカワビトは町野聡美さん・菅原明日香さんからのご紹介で、五十嵐有紀子さんにインタビューさせて頂きました!!
この記事では、子育て中の遊びに悩んでいる人も、ナリワイを探している方も、何か気づきがある記事になること間違いなし!!
目次
ミカワビト
五十嵐有紀子さんってどんな人?
1970年生まれ。
高校卒業後は青森の大学に進学するが、まわりが就職する中その流れに乗れず、書店員などのバイトをしながら7年間過ごすことに。
昔から「居場所」としての図書館が好きだった。
その頃はインターネットもそれほど流通していなくて、色々と情報を知れる場所。
情報を求めて図書館へ行ったり、その場の居心地が良い。
そんなこともあり、「本に関わる仕事がしたい」と思い、東京の製本スクールや司書講習などに通う。
その後、庄内に戻り図書館司書の資格を取得し、酒田の製本の会社で5年間勤務。
長女を授かったタイミングで専業主婦になると、初めての育児や価値観の違う家族との生活に鬱々していた。
そんな中、定期購読していた「クーヨン」という子育て雑誌に出会い、トランスパンレントと出会う。
「今後の自分の生き方」と「こどもとの過ごし方」を考える中、この二つをリンクさせることはできないかと考えて、様々なワークショップや企画へも参加。
そんな中、鶴岡ナリワイプロジェクトと出会う。
ナリワイプロジェクトのメンバーとともに活動をしていく中、トランスパレントの体験会や講習会を実施するように。
現在では、トランスパレント・ペーパーを使ったカラフルちぎり絵を中心としたクラフト活動を行なっているトランスパレント・ルームを主宰。
庄内の各種イベントでの出展の他、Hospital Heart Act(ホスピタルハートアクト)のメンバーとしても活動。
庄内を盛り上げるクラフトアーティストの1人である。
トランスパレント・ルームとは?
幼稚園や小学校から帰ってきた子どもに何か遊びをプロデュースできないかと思ったのがはじめたきっかけ。
三人兄弟のうち、下二人が男兄弟だったわけですが、この子たちが育つまでは、何もできなかったのですが、下の子が幼稚園にいくようになってから、少し時間ができました。
なかなか自分自身で家に帰ってきた子どもをどう過ごしたら良いかと迷いを感じることが多かったです。
DVDを見せると大人しくなりますが罪悪感があったり、なにか子どもが退屈しないオフラインでの遊びを提供しないといけないなと感じてました。
そんな時に定期購読していた子育て雑誌「クーヨン」にシュタイナー教育の特集がやっていて、トランスパレントのことを知りました。
音も出ないし、工具も使うことももない、子どもがお昼寝の時にやってみると綺麗な作品に。
出来上がったトランスパレントを窓に貼ってみるとなんか良い雰囲気。
長女にも喜んでもらうことができ、この世界にのめり込みました。
有紀子さんがアーティストとして活動している、「Hospital Heart Act(ホスピタルハートアクト)」とは?
「Hospital Heart Act(ホスピタルハートアクト)」とは、患者さんや病に寄り添う人たちが、実際に作る、表現する、体感することで得られる癒しを応援するアートです。
通院・入院する患者さんたちに「病気のことばかり考えさせない」ことをコンセプトに、病院などにアートを提供する活動しております。
この活動の発起人はご友人の五十嵐淳子さん。
淳子さんの入院経験から、有紀子さんが作られた「カラフルちぎり絵キット」を拝見した際のこと。
「これなら折り紙のように、入院・通院されている方も、体調の許す時夢中になれてちょっとした楽しい時間を持てるのでは?」
そんな思いでこの活動をもっと多くの人たちに広めていけたらと、彼女に誘われて「Hospital Heart Act(ホスピタルハートアクト)」を立ち上げ活動をしております。
先日は、酒田市の日本海総合病院でワークショップを行いました。
三川町はどんな町?
三川町の人は、当たり前のように当たり前の環境があるから気づいていないことが多いです。
でも、よそから来た人が元気で、よそから来た人が三川町の良さを見つけていって引き出されている町だと思います。
中の人は当たり前のようにあるから、気づいてないかもしれないけれど、実は子育てが充実しているし、
庄内の中心にあるから、子育て支援施設もいろんなとこにお世話になりました。
庄内町アピア、明日のたね、など、庄内町、鶴岡、酒田にも行きやすいアクセスが良いところも良いとこですね。
観光の面でもいろいろと良いことがあります。
三川町には観光資源がないと言われてますが、
県外から観光で知り合いの方がくれば、羽黒山に行ったり、最上川に行ったり、いろんなところを案内できるのが良いところだと思います。
観光資源が少ないけど、少ないからこそその立地の良さを活かして、気づいたら庄内のいろんなところに行っているのも、三川町の良さではないでしょうか。
三川町のオススメはこれ!
アトク先生の館です。
みかわ秋まつりのイベントもこちらで行います。
ここは、アカデミー賞の最優秀作品賞なども受賞した、映画「おくりびと」なども撮影されたロケ地でもあります。
歴史を感じる古民家で、庭園があり、いるだけで心が落ち着く場所です。
今後の目標は?
自分の子どもの放課後保育や、夏期休暇や冬季休暇などでも何を子どもとどう過ごしていくか迷っていたこともあります。
そのため、そうした悩みを持つお母さん方や子どもにクラフトやなどの活動を続けていくことで、子どもとの遊びの選択肢を増やしていきたい。
三川でも公民館で色々な放課後事業を行っていたり、近隣では長沼の明日のたねの放課後保育なども積極的な活動を行っております。
こうした子どもとの遊び場作りに、今後も携わって行きたいと考えてます。
ご自身の活動の宣伝をどうぞ!
みかわ秋まつりで、11月4日10:00〜15:00にトランスパレント・ルームとして出店致します。
普段はカラフルちぎり絵として、平面の作品ですが、今回は立体作り!!
トランスパレント・ペーパーを使った立体作りを行いますので、ぜひいらしてください。
まとめ
普段はなかなかこうした場に顔を出してくれない有紀子さんが三川町のために何かしたいということで、今回インタビューを受けてくれました!
帰りには「カラフルちぎり絵」のお土産も頂いてしまい、早速子どもと遊んでみましたが、子どもも綺麗な作品ができて大満足でした!!
三川町、まだまだいろんな可能性を秘めた町だと思います。
小さな自治体だからこそ、結束強く、庄内の周辺自治体と連携取り合って、いろいろな可能性を町の人みんなで引き出していきましょう。
今後ともよろしくお願いします!!