「地域おこし協力隊って何するの?」
「協力隊として活動しているけど、他の自治体って何やっているのだろう?」
「私の自治体にも地域おこし協力隊っているけど、実際どんなことしてるの?」
と協力隊に関して、気になることってありますよね??
本日は活動1ヵ月弱の協力隊である私が、協力隊として活動してきたことをまとめました!
気になっている方の情報として参考になればうれしいです。
目次
生活準備
地域おこし協力隊は移住前提なので、家(空き家が多いみたいです)と車(公用車)の支給がある自治体がほとんどです。
移住と言っても、「家と車ないと地方に移住できないじゃん」ということで、まず家探し・車探しをしました。
家探し
三川町って人が少なく面積も小さい町なので、空き家登録がそもそも少なく賃貸物件もありませんでしたが、タイミング良く新築物件を発見!
東京で暮らしていたころよりも家賃は減って、広さは3倍の新築物件になりました。
田舎はこれでもかっていうくらい土地が余っているからね。のびのび子育てできそうです。
車探し
三川町には鉄道駅がありません。あったとしても、車がないとどうにもならない。
というわけで、中古車のカーリースをしてます。廃車しようとした車をリメイクしてリースにしている業者さんがありました。
こちらでカーリース。毎月2万円+保険料1万円の月3万円がリース代です。
着任初日から早々、菜の花祭りの準備
山形県三川町は菜の花が町のシンボルであり、5月5日子どもの日には菜の花祭りというお祭りがあります。
ゴールデンウィークの時期には、菜の花がこんなにきれいに咲きます。
菜の花畑
山形県三川町#東北が美しい pic.twitter.com/aRi5YbgEb8
— 東北の絶景写真 (@Tohoku_photos) May 11, 2018
地域の事業者さんに挨拶をしにいったり、テントを貼ったり、発電機を使ったり、パワフルワークをしました。
当日は庄内地域中心に3500人規模のイベントになり、高校のときの文化祭を終えたような達成感と高揚感がありました。
菜の花祭りの様子はこちら。
就農体験
6月4日(月)〜6日(水)の3日間、横浜市浦島小学校が農業体験交流で三川町に来てます。
天気は快晴。絶好の田植え日和。初日は田植え体験をして、晩御飯は昨年の田植え体験でできたお米を食べました。餅つき大会も盛り上がりました。
三川町の食、自然、人の魅力が伝わる良い3日間になると良いですね。 pic.twitter.com/tZbSi7jHId
— なのぴょん@山形県三川町観光協会 (@mikawakankou) June 5, 2018
横浜市立浦島小学校3日目最終日。
穀物の貯蔵庫であり、三川町で一番高い建物である「カントリーエレベーター」に登りました。
その後、まいすたぁさんの倉庫内も見学させてもらいました。
最後は、鶴岡駅で浦島小学校のみなさんとお別れ。
また来てください!!#三川町 #山形 #田んぼ pic.twitter.com/NXDiuYaQUQ
— なのぴょん@山形県三川町観光協会 (@mikawakankou) June 6, 2018
小学生と一緒に初めて田んぼに入りました。
なにげにずぼっと足を入れると気持ち良いです。(笑)
※ドクターフィッシュ的な気持ちよさかもしれません。
羽黒山登山
横浜市立浦島小学校の農業体験2日目。
なつみず田んぼの説明と、羽黒山登山を行いました。
なつみず田んぼとは、田んぼのお休み期間に水を張り、連作障害を防ぎつつ生態系保つ取り組みです。
羽黒山登山では、石段の急な山林の中を標高414mの山頂までみんなで麓から登りました。 pic.twitter.com/GV4K4LC3cd
— なのぴょん@山形県三川町観光協会 (@mikawakankou) June 6, 2018
羽黒山登山。
石段が急で一緒に上った小学生はかなり辛そうでした。
登り終えると達成感がありますね。
山形は山でいっぱい。鳥海山、月山等も登ってみたいです。
ECサイトの運営
【田舎のおいしい田からものを全国の方に】
自治体ポイントを使った通販サイト『めいぶつチョイス』に本日三川町の商品が掲載スタート!
『税制控除いっぱいにふるさと納税したけど、もっとその商品買いたい!』
ふるさとチョイスのトラストバンクが運営しているため、こちらで購入ができることも! https://t.co/zi4sxOJjbU— 伊藤 秀和@子育て移住パパ | 山形県三川町地域おこし協力隊 (@hidecch999) June 15, 2018
こちらの自治体ポイントで地域の名産品が買えるECサイト「めいぶつチョイス」のオープンに向けて、直近は動いてました。
事業所さんに伺って、卸値と販売できる商品ラインナップを相談。
コピーや記事ページ作成してサイトにアップ。手数料やフローを考えました。
田舎の生産者の方はよいものは作るけど、販路がない。ネットのリテラシーも強くない。
また、自身でECサイトを運営するのは面倒ください。そんなの手助けにこのサイトを運営してます。
三川町のものがもっと多くの人に流通するきっかけになれば良いなと思います。
季節の贈り物に「三川町にどんな商品があるの?」という方はこちらでチェック↓
情報発信(ブログ・SNS更新)
三川町観光協会のSNSや自身のSNSを使って三川町をPRしてます。
農家さんが多いので天気がきになるかな?ということで天気を発信したり、地域のイベントのレポートをしてます。
おはようございます!!
本日は20度、降水確率は10%です。最高気温は25度を超える温かめの陽気です。
本日も一日いってらっしゃーい!! pic.twitter.com/pOKy01xgri— なのぴょん@山形県三川町観光協会 (@mikawakankou) June 18, 2018
本日は、アトク先生の館で山響(山形交響楽団)さんのアトクすまいるライブでした!
山響さんは日本に36しかないプロオーケストラの1つであり、東北初のプロオケです!
音色、空間、自然の景観。
控えめに言って、心地良すぎるひとときでした。次回は10月21日日曜日!!
みなさんお楽しみにーー(^^) pic.twitter.com/B1ooWe3DiU— なのぴょん@山形県三川町観光協会 (@mikawakankou) June 17, 2018
生活サイクルについて
業務委託個人事業主契約ですが、はじめは委託できる業務もないので役場の方と同じスタイルで週5日8:30-17:15勤務です。
人や町を知り自分の活動が定まってくれば、夏頃からは週1日の活動報告をベースに動いていく形になります。
役場にいれば町の人が来てくれたり、町の人や役場内の人と情報交換もできるので良いですね。
コワーキングスペース的なとこに通えば良いですが、多分一人で自宅にいたら、結構きついときもあるだろーなと思ったりするので、適度に刺激がある空間です。
私生活は親に子どもの顔をたくさん見せれることを口実に、実家近くの家に住むことで二拠点生活を行ってます。
これが世に言う、デュアルライフ。(笑)
子育ても楽になったし、父と母と暮らすことで人数が増えて子どもも笑顔に、余裕ができて妻も笑顔に。
二拠点生活だから飽きないし、人の手が多いから子育てしやすい。
妻からも『子育て史上、今が一番楽しい。』って言葉をもらいました。
移住して、これが一番嬉しい。
最後に・・・
JOINというサイトで、地域おこし協力隊の自治体別の活動内容がありますが、その活動は様々。
ゲストハウス運営、空き家活動、スポーツ振興、キャンプ、インストラクター、川遊び、漁師、マタギ、アートなど、ほんとに多岐に渡ります。
自分次第で活動の幅を広げることもできると思うし、これをきっかけに新たな生活を送るのは非常に有意義です。
人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
— 大前研一 BOT (@ohmaebot) November 13, 2017
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
(BY:大前研一さん)
大前研一さんもこう行ってます。
協力隊で移住すれば、3つともすべて変わりそうですね。
やりたいことをもっていて、ガンガン自分で突き進んでいける人はぜひおすすめの制度です。
気になる方は、ぜひJOINからトライしてみてください!
これからも不定期で活動報告レポートを上げていきます!
みなさんよろしくお願いします!