こんにちは。
家族4人、山形暮らしはじめました。伊藤 秀和(@hidecch999)です。
日本でどの地域が移住者を受け入れていると思いますか?
私の中では、パッと思い浮かんだのが高知です。
今回は少し前の話になりますが、若い人たちが積極的に地域と関わりを持ちながらナリワイを作り、2500人以上の方がこの場所に滞在しに来ているという、高知嶺北地区NPO法人ひとまきさんの施設に滞在させてもらいました!!
それではどうぞ!!
目次
それは2か月前のこと
実は、10月31日~11月4日まで高知の嶺北地区に行ってきました!!
というのも、私は協力隊になることが決まり、協力隊業務としての情報発信の重要性を感じていたため、昨年の4月にこのブログを開設しました。
SNS上での発信力のある方や、ブログでしっかり稼いでいる人はなぜか西日本、中でもイケハヤさんのいる高知の山奥・嶺北地区に多い。
そんなインターネット上で情報発信をして、地方にいながらしっかり稼いで生活している人たちがいる。
そんな高知の山奥にどうしてもいきたかったのでした。
町のイベントや研修もひと段落した10月末に、NPO法人ひとまきの研修に行ってきました!!
初日はひたすら移動
高知って遠いとは覚悟していたけど、実際やっぱり遠かったです。
事前に山形から東京まで8時間かけて車で行ってから、飛行機で高知空港まで1時間半。
高知空港からバスで高知駅へ移動し、そこから大杉駅まで電車で1時間半。
しかも飛行機のダイヤが乱れており、高知駅から大杉駅の電車は1時間に1本程度しかないため、実質6時間くらいかかった気がします。
そこから、事務局の大堀さんが車で連れてってくれました。
NPO法人ひとまき四拠点訪問(だいちハウス・ぶんたハウス・ハヤシはうす・シェアハウスわんく)
大杉駅(高知県)の都会に位置するコンビニ5分の便利な「ハヤシはうす」
こちらハヤシはうすで滞在期間中は、お世話になりました。
私が行ったときは、大堀さんとみっちーさんの2人がいました。
こうした部屋って、雑魚寝で個室はないのかと思っておりましたが、しっかりと部屋で泊まらせてもらいました。
丁度、NPO法人ヒトマキさんのMTGもあり、少し参加もさせてもらいました。
NPOってどんなことしているのかなーと思っておりましたが、しっかり組織を運営する上で経営会議や計画についてしっかりと話合いをされておりました。
続いて、巻きを割って生活!標高650mで自然とともに生活ができる「だいちハウス」
ヒトマキの活動でよく見覚えのあるマキの広がった一角。
ここが標高650mにあるだいちハウス。
ハヤシはうすから、車を走らせること30分。
出てきた景色がバン!!
当日は晴れていたので、頭をぶち抜かれるようなスカッとした景色と、おいしい空気が広がっておりました。
超不便そうだけど、余計なこと考えなくてよくなりそうな心地の良い場所でした。
中卒で起業!月にiPhoneX10台分くらいを稼ぎ出す凄腕の起業家&ブロガーがオーナーの「ぶんたハウス」
ぶんたさんがオーナーの物件、ぶんたハウス。
訪問した際は、ぶんたさんも東京におり、今は滞在者はいないようでした。
ここで月商200万円を超えるような仕事をされていたのか・・・としみじみ。
新築のシェアハウス「わんく」を訪問
大堀さんに連れられて、車を置いて歩いていること3分。
・・・ん、あれかも!!
見たことある建物!!
あったーーーーーーーーー!!!
ついに出会えた「シェアハウスわんく」!!
こちらが新築シェアハウスわんく(2017年11月建築)。
2階建てとなっており、1Fがコワーキング兼イベントスペースで、2Fが居住者の部屋となっております。
しっかりとした木の風合いが素晴らしいシェアハウスですが、こちらは嶺北産の杉でできているそうです。
中もこんなにキレイ!!
いつもネットやTwitterで見ていた室内が、はじめて一致した感じ!!
山奥にこれだけのコワーキングスペースであれば作業効率も劇的に上がりそうですね。
講演会、ワークショップ、イベントなどなど、ゲストを招いたりしながら、各種行っているようです。
NPO法人SOMAの運営するコワーキングスペース「町の学舎 あこ」見学
高知はシェアハウスわんく以外にもコワーキングスペースがあります。
それがNPO法人SOMAさんが運営するコワーキング・コスタディスペース「町の学舎 あこ」。
ここは、代表の瀬戸さんがこれからの時代は自分自身で様々な選択肢の中から、やりたいことや適正を自ら見つけ、夢を実現するための学び方を自らデザインすることが求められると考え、土佐町に出会う。
地域おこし協力隊の制度を利用して土佐町へ移り住み、町の臨時職員として勤務しながら、高校の教育業に従事。
その後、より中立的な立場でまちの教育に関わるために、2017年5月にNPO法人SOMAを設立。
SOMAは土佐町の公教育支援(ICT化や英語教育)などさまざまな活動を手がけているが、中心となるのがコワーキング・コスタディスペース「町の学舎 あこ」。
土佐町の子どもからお年寄りまで、幅広い世代が学べる場所を目指している。
また、「町の学舎 あこ」は、中高生の放課後の学び場や、保育園帰りの母親たちが集い情報交換する場にもなっているのだそうです。
また、「町の学舎 あこ」に隣接しているカドルカフェはお店を持ちたいという方に、実店舗を貸すことでローリスクで新規事業にチャレンジできる応援制度も募集しております。
アバンギャルドなぶっとびすぎなカフェ「ミシシッピ」を訪問
さてさて、続いて訪問したのは、カフェ・ミシシッピ。
こちらが外観!!!
はっきりいって、イカれてる。
・・・・もちろん、良い意味で。
道路沿いに、佇む超怪しげなこのお店ですが、さっそく中へ入ってみましょう。
中は超オシャレなエスニック調というべきか。
古民家を改装して作られたこのお店ですが、なんか落ち着く場所でした。
一見、これだけ変わった作りのお店、どんな味かと正直ドキドキしながら料理を待っておりましたが・・・、
これがまためちゃめちゃうまい!!
3つのランチメニューの中からガパオを頼みましたが、よくスパイスがきいていて味がしっかりしており、おいしすぎ!!
(しかも安い!!)
小さなお子さんを抱っこ紐でおんぶしながら店主のお母さんが一生懸命作ってくれたのが印象的でした。
撮影や取材に関しても快く受け入れてくれました。
人口が400名!何もないことを逆手にとった町おこしをする「大川村」の謝肉祭に参加
大川村は高知県の山奥・嶺北地区にある村で、人口わずか400人の小さな村。
高齢化率が40%を超えているにも関わらず、30歳未満は約70人だそう。
周囲を標高千メートル級の山々に囲まれており、農業・林業・畜産業が中心。
主な特産品は大川黒牛とはちきん地鶏。
コンビニ1つない村で、買い物は隣町まで30~40分かけていくそう。
大変だ・・・。
そんな大川村の移住促進のキャッチコピーは、
- 「何もなければつくればいい」
- 「何万人分の1」から「400分の1」の自分へ、新たな生き方を見つけてみないか
現在、そんな大川村で人口の4倍の1200人が集まって盛り上がるといわれる謝肉祭が行われていると聞きつけ、そちらへ訪問してきました!!
メインステージでピンクレディーの「渚のシンドバット」「ペッパー警部」、岩崎宏美の「タッチ」などの往年の名曲を、ザ・ナッツという地元出身の2人組がカバー!!
なんか古臭い・・・と思っていたけど、1人・・・また1人と、壇上に上がってノリノリにダンスしていく。
その様は、まるで結婚式のフラッシュモブのよう。
曲の最後の方には、ステージがダンスする人で埋まりきるほど村民で埋まり、一体感あるステージとなっていました!!
正直ちょっと田舎臭い気もする。(いや、かなり・・・)
だけど、最高に楽しんでいる村の方たちを見ていて、超一体感のあるこの祭りは村民のパワーが溢れ出しておりました!!
継続的に行われているお祭りで、口コミが広がりこのような一体感あるパワー溢れるお祭りになったのだろうと思います。
BBQとお酒つきのマス席チケットは6000円だけど、前売りも即完売だそうです。
おまけ
まとめ
高知の山奥・・・というと、田舎暮らしでご年配の方が多く、パソコンなんて使わずに暮らしているのかと思いきや!!
ひとまきさんやSOMAさんを中心とした、活気やビジョンの強いNPO法人や、個人の事業者さんたちがパソコンを使いながら地域の資源を使って、地域で力強く活動しておりました。
パソコン一台あれば、自然の恵みや人とのつながりを感じながら楽しく暮らせる場所!!
めちゃめちゃ地域に対する人のパワーを感じました!!
それが、高知嶺北地区!!