地域おこし協力隊って、卒業後どういう活動しているの?
三川町では今回初めての募集で私が着任させて頂いたのだけど、庄内地域で見ると協力隊卒業生もちらほら。
そんな中三川町ご出身の方で、最近地域おこし協力隊を卒業された方がいたので、インタビューさせてもらいました!!
この記事を読んで、地域おこし協力隊の方は期間中の過ごした方や、卒業後の進路の参考になれば幸いです!!
私もインタビューさせてもらいながら、三川町のこと、協力隊のこと色々教えてもらいました!!
自分のキャリアについて考えてみるあなたも「地域おこし協力隊」に少しでも興味があれば、まずはこちらから
石井孝治さんってどんな人?
1991年(平成3年)三川町に生まれる。
工業高校を18歳の時に卒業し、東京に上京。
事務機器(プリンター等)メーカーのメンテナンス職として5年間働く。
東京で過ごした5年。
そろそろ地元にも戻りたい。
やるなら、その地域を盛り上げられる仕事をやっていきたい。
そんな思いで、24歳で鶴岡に鶴岡市温海地域の福栄地区の地域おこし協力隊として庄内に戻ってくる。
特産品開発をミッションとして活動。
グリーンツーリズムや、焼畑によるあつみかぶの栽培・漬物づくりや、わらびなどの山菜やかぶの収穫体験、なめこ作りなどの仕事に携わる。
石井さんご自身の人柄もあり、活動を通じてどんどん地域に溶け込んでいった。
その後は、今年の4月30日に協力隊としての任期を終え、5月から株式会社あつみ農地保全組合に入社。
現在は同社で農業について学びつつ、個人事業としても漬物加工販売も行っている。
協力隊やUターンを通してどんなことが大変でしたか?
東京にきたばかりの頃は人混みや人混みが多く、田舎が大好きだった僕にとっては、そこに慣れるのが大変でした。
仕事を探して、結果東京で働くことになりましたが、希望は東北勤務。
もともと人混みは苦手です。
また、協力隊になってからは資金面で初年度は苦しくバイトや地域の方も手伝いも行っておりました。
協力隊の初年度は金銭的には、きついです。(涙)
三川町はどんな町?
三川町のいいところ。
それは、町として独立しているところです。
酒田や鶴岡ほど大きい自治体でもない中で、町として行政が完結しているから動きやすい。
また立地的にも、鶴岡と酒田の間なので仕事がしやすいはずです。
やりづらい部分でいうと、観光業は少し難しいかもしれません。
海もない、山もない。
地方で打ち出すべき自然の資源がないので、そこには工夫がいるかもしれません。
なんといっても、三川町は子育て世代に住みやすい町!!
最近、どんどんファミリー層が三川町に集まってきてます!!
東郷や横山小の方では子育て世代が住むアパートなども増えてますし、ご年配の方たちのシェアハウス(?)などもあリます。
戸建だと横山・東郷あたりに、新興住宅ができています。
押切にもファミリー層がたくさん住んでますしね。
そうした外から来た人たちが集まって、イベントとかやっても面白いかもしれませんね!!
これからは、住の町です。
そうした部分をもっと、上手に外に伝えられると良いですね。
また野菜はパプリカが有名です。
しかし、これも表だってでてないので、残念です。
もっとそうした農家さんが表舞台に立てるような環境は作って行きたいですね。
三川町のオススメはこれ!
「幸栄堂のけやき」です!!
軽くて美味しいので、東京に行く際のお土産として、いつも持っていきます。
まとめ
就職を機に東京に上京し、若くして協力隊として庄内に戻ってきた石井さん。
三川町の魅力や可能性についてたくさん語って頂きました!!
こんなに可能性はいっぱいな三川町ですが、まだまだ可能性引き出せてないなーと自分自身も反省!!
石井さん、ありがとうございました!!